加害者に加わってはいけません

クラスなどでいじめの現場を目撃することがあると思います。そういった場合に、勇気を出して加害者を注意したり、先生に教えに行ったりすることができる人というのはごく僅かだと思います。たいていの場合は見て見ぬふりをしていじめが終わるのをひっそりと待つということになります。
見て見ぬふりをしていると聞くと、ひどいことのように感じますが、実はこの見て見ぬふりというのは以外にもいじめをやめさせるのに効果があるのです。
まず、いじめをしているときに、周りにいる人が笑ったりしていると加害者は調子に乗ってさらにエスカレートしたりしてしまいます。逆に、周りが黙っていると、加害者は自分が悪いことをしているという気持ちが強くなり、次第にやめていくことにつながります。つまり、加害者を止めることができるのは、周りのクラスメイトなどにしかできないことです。勇気を出して止めることは、かえって恨まれたりして自分も被害者にされてしまうかもしれないという思いからなかなかできないことだと思いますから、せめて一緒になっていじめをすることだけはやめなければなりません。たまに被害者の友たちが加害者に加わるケースがあります。
このケースでは加害者に悪口を言われた、暴力を振るわれたということよりも、友達に恨まれたという事実の方がよっぽど傷つきます。もし、自分の友達が被害にあっている場合、助けるというのは非常に勇気のいる行為ですが、友達のために頑張ってあげるか、せめて自分も加害者に加わるということだけは絶対にしないであげてください。